米国レスリング協会は11月15日、来月10日（土）～11日（日）に米国・コーラルビルで行われる男子フリースタイルと女子のワールドカップの出場メンバーを発表。オリンピック・チャンピオン2選手、世界チャンピオン経験者4選手、世界選手権のメダリスト10選手に若手選手が加わるチームが地元大会に臨む。
男子フリースタイルは、オリンピックと世界選手権での優勝経験を持つ79g級のジョーダン・バローズと97kg級のカイル・スナイダーがエントリー。今年の世界選手権65kg級銀メダルのジョン・ディアコミハリスも出場する。
女子は、2019 年世界選手権55kg級優勝ジャカラ・ウィンチェスター、今年の世界選手権72kg級優勝のアミト・エロルを中心としたチーム編成。エロルは今年、U20とU23の世界選手権も制した。62kg級には、昨年と今年の世界選手権でともに2位となったカイラ・ミラクルがエントリーしている。
今年のワールドカップは、9月の世界選手権の国別対抗得点の結果により、男子フリースタイルは米国、イラン、日本、モンゴル、ジョージア、世界選抜チーム、女子は日本、米国、中国、モンゴル、ウクライナ、世界選抜チームが、それぞれ参加予定。前回の2019年大会は、男子フリースタイルはロシア、女子は日本が、それぞれ優勝している。
各階級の米国代表は下記の通り。（太字は今年の世界選手権代表とその成績）
2022年男子フリースタイル・ワールドカップ・米国代表チーム
【57kg級】Zane RICHARDS ／ Nick SURIANO
【61kg級】Seth GROSS（5位） ／ Daniel DESHAZER
【65kg級】Yianni DIAKOMIHALIS（2位） ／ Evan HENDERSON|
【70kg級】Tyler BERGER ／ Alec PANTALEO
【74kg級】Jason NOLF ／ Vincenzo JOSEPH
【79kg級】Jordan BURROUGHS（優勝） ／ Chance MARSTELLER
【86kg級】Zahid VALENCIA ／ Mark HALL
【92kg級】Nathan JACKSON ／ Jay AIELLO
【97kg級】Kyle SNYDER（優勝） ／ Kollin MOORE
【125kg級】Hayden ZILLMER（7位） ／ Nick GWIAZDOWSKI
2022年女子W杯・米国代表チーム
【50kg級】Alyssa LAMPE ／ Erin GOLSTON
【53kg級】Felicity TAYLOR ／ Ronna GROSS
【55kg級】Jacarra WINCHESTER（5位） ／ Jenna BURKERT
【57kg級】Alexandra HEDRICK ／ Amanda MARTINEZ
【59kg級】Lexie BASHAM ／ Michaela BECK
【62kg級】Kayla MIRACLE（2位） ／ Jennifer ROGERS
【65kg級】Mallory VELTE（3位）
【68kg級】Sienna RAMIREZ ／ Solin PIEARCY
【72kg級】Amit ELOR（優勝） ／ Skylar GROTE
【76kg級】Dymond GUILFORD（19位） ／ Yelena MAKOYEV
▲地元のワールドカップに出場するジョーダン・バローズ
