19、20日は秋の桃太郎まつり 岡山の食と芸能、歴史をテーマに

 岡山の食と芸能、歴史をテーマにした「秋のおかやま桃太郎まつり」が19日、岡山市中心部で開幕する。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなる祭典。20日までの2日間、伝統芸能やダンス、「ご当地グルメ」の販売など多彩なイベントが繰り広げられる。

 岡山城下の段広場(同市北区丸の内)では、獅子舞やお笑い芸人のライブなどを特設舞台で展開。20日は甲冑(かっちゅう)姿の備州岡山城鉄砲隊が迫力あふれる演舞を披露する。両日とも肉料理やスイーツを扱う17のブースを設ける。

 近くの石山公園(同石関町)では約20の飲食テナントが並ぶ。ホルモンうどん、たまごかけごはんといった地元グルメに加え、鳥取のご当地カレー「サバカレー」なども販売。大改修を終えた岡山城天守閣を望みながらの食べ比べも一興だ。

 関連イベントとしてRSK山陽放送の本社「RSKイノベイティブ・メディアセンター」(同天神町)が会場に加わり、岡山城の今昔映像の上映や戦国武将との記念撮影といった催しがある。

 各会場のグルメ販売やイベントは両日とも午前10時から順次始まる。まつりは県、岡山市、岡山市連合町内会、岡山商工会議所、岡山青年会議所、おかやま観光コンベンション協会、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、山陽新聞社でつくる運営委員会が主催。

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