大規模買収事件 元県議の公民権停止5年確定 被買収側で初 広島

河井克行元法務大臣から現金を受け取った元県議の裁判で、公民権停止5年とする判決が確定しました。

判決によりますと、平本英司元県議(49)は2019年、河井元法務大臣から参院選に向けた選挙運動の報酬として現金30万円を受領。

罰金15万円、公民権停止5年などの略式命令を受けましたが、停止期間の長さを不服とし短縮を求めて裁判を起こしました。

これに対し広島地裁福山支部は今月11日の判決で、選挙の公正に一層配慮すべき公職の立場で現金の額も大きいなどとして停止期間を短縮しないと結論。

平本元県議は控訴しないことを決め、公民権停止5年が確定しました。

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