
【ソウル共同】韓国検察は19日、特定犯罪加重処罰法上の収賄容疑などで、最大野党「共に民主党」の李在明代表の最側近とされるチョン・ジンサン代表室政務調整室長を逮捕した。李氏が市長を務めた京畿道城南市の都市開発に絡む不正疑惑で、捜査が李氏に及ぶかどうかが焦点。尹錫悦政権下で加速する捜査に反発も強く、与野党対立が深まっている。
韓国メディアによると、チョン容疑者は市幹部だった2013~20年ごろ、開発に絡む資産管理会社の大株主ら複数の人物に便宜を図る見返りに計1億4千万ウォン(約1466万円)相当の賄賂を受け取った疑いなどが持たれている。