EXIT・兼近大樹 ネットの声に疑心暗鬼「外を歩けば現実ではみんな優しいのに」

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」が、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より生放送している。

2022年11月17日(木)夜9時からの放送では、ニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」がコメント投稿に際して、携帯番号の登録を必須化したことを紹介した。
番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「これが関係あるのかわからないけど、最近僕らがニュースになった時のコメントが少ねえなって思っていたところ。これで誹謗中傷コメントが減るように潮目が変わっていくといいけど、投稿することでフラストレーションを発散していた人はどこに行くのだろう?」と疑問を呈した。一方で、相方の兼近大樹は「コメントすることで承認欲求を満たしている人のそれに至った背景が見えてこないと、対処のしようがない。彼らの心境を理解した上で、どうすれば誹謗中傷がなくなっていくのかを、みんなで考えないと」と話した。

また、2年前まで毎日コメントを投稿していた元“ヤフコメ”民の男性が「思い返すと誹謗中傷にあたるコメントは、当時はそうだと考えていなかったし、本人に届くとも思ってなかった」と告白すると、兼近は「何気なくコメントを書き込む人が多いと思う」と理解を示した上で、「外を歩けばみんな優しく声を掛けてくれるけど、ネット上では信じられないくらい厳しいことや、現実社会だったら捕まるようなことを平気で言ってくる人がいる。『あの優しい人たちと、これを書いている人たちが一緒なの?』と分からなくなる」と話した。りんたろー。も「ネットニュースだけで物事やその人のすべてを伝えきることは難しい。あとは番組の中で、正しい議論がされていたとしても、『この部分だけが切り取られちゃっただけなのに』とネットニュースになる身としては残念に思う」と複雑な心境を明かした。

■EXITの『M-1』への挑戦はまだまだ続く!りんたろー。「来年もザイマンに向き合う」

また、番組の冒頭では、『M-1グランプリ2022』でEXITが準々決勝を突破できなかったことを紹介。兼近は「審査員の反応は悪くなかったけど、『よっしゃ!』って感じでもなかったんです」と振り返った。りんたろー。は「準決勝に進出できる27組に入るためには、漫才を披露した後に『絶対いった!』と確信できないと厳しいと思った」と話した。
視聴者から「漫才している2人が好き。また来年頑張って!」と激励の声が届くと、りんたろー。は「ちゃんとサンパチマイクに向き合ったコンビが残った。来年も向き合っていきたいと思います」と前向きにコメント。さらに、進行を務めるテレビ朝日の平石直之アナウンサーが「来年の楽しみがまた1つ増えましたね」と声を掛けると、兼近は「そうなんです!まだまだ挑戦は続きます!」と意気込んだ。

本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要
「あっ」と驚くニュース解説や議論を通して、視聴者や出演者・制作者の考え方や視点が「変わる報道番組」を目指します。これまでの常識や価値観が大きく変わる中、いまの時代に合ったコンテンツをお届けします。また伝えることだけに満足せず、社会を変えるには、何が必要なのか?皆さんと一緒に悩み、考え、そして行動する番組です。レギュラーメンバーは総勢52人。「みんなでしゃべるとニュースはおもしろい」を掲げ、多様な視点をベースにした新たな言論空間を作ります。

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時 ※生放送
放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル
(C)AbemaTV,Inc.

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