運転手「具合悪くなった」 東京・町田、路線バス事故

 東京都町田市で18日に路線バスが暴走して住宅に突っ込んだ事故で、50代の男性運転手が「二つ前のバス停を出発した後から具合が悪くなった」と説明していることが19日、警視庁町田署への取材で分かった。事故では乗客7人と運転手の計8人がけがをしている。

 署によると、事故現場から一つ前のバス停は乗降客がいなかったため通過し、100メートル以上暴走して住宅に突っ込んだ。二つ前のバス停では停車していた。運転手は「(一つ前の)バス停を通過した直後に記憶がなくなり、突っ込んでから意識が戻った。持病はない」とも話している。

 バスは神奈川中央交通(神奈川県平塚市)が運行。

© 一般社団法人共同通信社