晩秋迎え23日で開園期間を終了 国府もみじ園

 身近な紅葉の名所として知られる上越市国府2の私設「国府もみじ園」(杉澤志郎園主)は晩秋を迎え、23日で今季の開園期間を終了する。
 広さ約1ヘクタールの同園は30種類、約350本の木々が丹精され、それらが朱の単色の濃淡で彩られる。県道春日山城・直江津線(加賀街道)西側の丘陵地にあり、市街地を見下ろす絶景はもとより、低い所から見上げる景色も趣深い。

平日は静かなたたずまいの園内。見物客が晩秋の紅葉と散策を楽しむ(18日)

 杉澤園主(80)によると、土日の週末は市内外から大勢の見物客が訪れ、静かなたたずまいの園内がにぎわうという。
 開園時間は午前9時ごろから午後4時ごろまで。同園はトイレがない。問い合わせは杉澤園主(電090・2307・5242)へ。

© 株式会社上越タイムス社