日本と戦うドイツ代表ら、W杯でFIFAに反発 罰金覚悟で「虹キャプテンマーク着用」へ

開幕が迫ってきたFIFAワールドカップ・カタール大会だが、同国は人権問題などを抱えており、欧州からは強い反発が起きている。

『DW』によれば、ドイツサッカー連盟のベルント・ノイエンドルフ会長は、FIFAがチームの政治活動を制限しようとしていることを批判したという。

ドイツやイングランド、ウェールズ代表は、多様性を支持するためにマルチカラーに彩られた「One Love」キャプテンマークを今大会で着用する予定。

FIFAはそういった行為には罰金も辞さない構えだが、ノイエンドルフ会長は「罰金を受け入れる覚悟はある。これは政治的主張ではなく、人権の主張」と断言。そのうえで、ドイツ代表選手による大会中の抗議活動も否定しなかったとのこと。

デンマークやオランダ代表も「One Love」キャプテンマークを今大会で着用する見込みだ。

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ただ、『Sky』によれば、FIFAは欧州代表の動きを受けて、社会性の高いメッセージが入った独自のキャプテンマークを作り始めているという。

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