COP27、気候被害へ新基金 「化石燃料廃止」示せず

COP27で気候変動被害の基金設立に関する文書を採択するシュクリ議長(中央)=20日、エジプト・シャルムエルシェイク(共同)

 【シャルムエルシェイク共同】エジプトでの国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)は20日、気候変動で発展途上国に生じた被害に対する支援基金を設立することに合意した。防災に取り組んでもなお生じる「損失と被害」への手当てに特化した初の基金で、途上国が要求していた。被害の根本原因である温室効果ガス排出削減に関しては、化石燃料の段階的廃止など強い方針が打ち出せなかった。

 当初18日までだった会期は関係国の調整が難航し、延長2日目で成果文書の採択にこぎ着けた。

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