100セット限定「諫早おせち」 諫早の農産物や海産物などをPR

諫早おせちをPRする永江店長=諫早市役所内食堂「レストランながえ」

 長崎県諫早市の農産物や海産物などをPRしようと、市役所内の食堂「レストランながえ」が、郷土料理などを詰め込んだ「諫早おせち」の販売予約を始めた。昨年に続き2回目で、100セット限定。12月15日まで。
 市や生産者と協力して開発。ジビエを使った「イノシシ肉と鴨もも肉のパテメゾン」は、ミンチ状の肉にワインやハーブを加え、型に入れ焼いた自信作。「鯨の煮しめ」は、クジラと一緒に森山町の「幻の唐比れんこん」や小長井町の「田原いもんこ」などを煮ており、クジラのうま味を生かしている。
 永江信敏店長は「諫早の食材がおいしいことはもちろん、クジラ料理の文化や歴史も伝われば」と話した。4人前3段重箱入りで2万5千円。諫早、長崎、大村各市と西彼杵郡は配達無料。同本店(諫早市貝津町)での受け取りは千円引き。問い合わせは同市役所店(電0957.22.2743)。

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