若林正恭、最近テレビ局の製作費が減ったことを実感「パネルを作れないとか聞く」

19日深夜放送の『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、最近テレビ局の製作費が削られていることを実感する瞬間について語った。

若林と春日俊彰は、過去のお金をかけたドッキリ番組について話していたが、その流れから若林が「本当にテレビ局の制作費が、俺たちがテレビ出たてのときよりも『ないんだろうな…』って思うこと増えたじゃん!?」と最近のバラエティー番組の制作費の話題を振った。

春日もこの件に関しては「はいはいはい…増えた」と納得。若林はさらに「なんか、Netflixとかアマプラ(Amazonプライム)とかのさ、番組のお金のかかり方って『すごいな!』って思うじゃん? どうなってくのかな? 今、10代の男の子とか女の子が『芸人になりたい!』って思ったときにそっち見て、『こういうのに出たい!』って思って目指したら、メジャー(リーグ)に行く前に日本のプロ野球があるみたいな感じにならないのかな?」と地上波のテレビが、ただの通過点になってしまうのではと持論を語った。

若林は最近危機感を覚えるようで、「いよいよ真剣に、それが始まりつつあるじゃん…なんか、地上波で人気の人たちが冠的なのをアマプラとかNetflixでやったりしてんじゃん、とかさ、思わない? 自分が中学生だったら、どう思うんだろうな~って」とコメント。春日は「そっちに出たい。そっちを目指したくなるだろうね」と答えた。ただ、若林はテレビの可能性をまだ信じているようで「これはもう、テレビを本当応援しなきゃいけないターンに入ってますからね」と話したのだった。

しかし予算不足を感じることは演者側でもあるようで若林は「ちょっと真剣な話になるけどホント『パネルを作れない』とか聞くもんね(笑)。あれ1回こっきりで、オリジナルのものだから。作るのは意外と大変なんだよね」と話し、「『体、張ります』ってなって。なってきたときに『これってすごいお金かかるって聞いたことあるな…』って。あの、粉まみれになるやつ。あれめっちゃお金かかるんだってね、粉をひくのって。棒で叩きあって落とすやつ」と罰ゲームの仕掛けにすら気を使うと明かした。

なお、『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)では、この手の仕掛けが頻繁に使われるということで、若林は「だから日向坂んときに俺、すごい思うよ。『これ、お金あるんだな~』って」と語ったのだった。

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