20日に開幕を迎えたワールドカップ。参加する32チームのメンバーはすでに確定しており、それぞれの試合に臨んでいる。
今回はクリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガル代表の中で「ワールドカップに選ばれなかった5名の有名選手」を特集する。
ジョゼ・フォンテ
クラブ:リール
ペペとともに大ベテランCBコンビを形成していたジョゼ・フォンテが、ついにビッグトーナメントのメンバーから外れることになった。30代になってから代表初招集を受けた遅咲きであり、38歳という年齢も懸念されたのだろうか。
ワールドカップに向けた予備登録メンバーの55名には加えられていたものの、最終的な26名には入ることができず。ペペとのアラフォーコンビはこれで解散となってしまった。
セドリック・ソアレス
クラブ:アーセナル
アーセナルのサイドバックとして冨安健洋とポジションを争っているセドリック・ソアレス。2019年を最後にしばらく呼ばれていなかったものの、昨年のワールドカップ予選で復帰して活躍。そしてこの冬の予備登録メンバー55名に加えられた。
しかしながら結局最終的には26名に入ることはできなかった。ジョアン・カンセロに加えてディオゴ・ダロが加わったことにより、セドリック・ソアレスのポジションは失われている。
ジョアン・モウティーニョ
クラブ:ウォルヴァーハンプトン
まさかの落選となったジョアン・モウティーニョ。頼れる36歳のベテランはすでに146capを数える重鎮であるが、今回はマテウス・ヌニェスやジョアン・パリーニャ、オターヴィオ、ヴィティーニャといった若い選手たちの後塵を拝した。
確かに年齢層が高くなっていることから若手に切り替えなければならない時期であるが、まさかそれがジョアン・モウティーニョの落選につながるとはあまり思われていなかったようで、かなりの驚きを与える結果になった。
レナト・サンシェズ
クラブ:パリ・サンジェルマン
当時10代でありながらもEURO2016で活躍を見せ、ポルトガル代表を欧州王者へと導いた天才MF。後にバイエルン・ミュンヘンへと移籍したことが失敗で、その後数年間はほとんど活躍らしい活躍をしていなかった。その時ならば落選はとくに驚きなく迎え入れられたはずだが…。
ただ彼はその後リールで復活し、今夏は恩師クリストフ・ガルティエが率いるパリ・サンジェルマンへと移籍。フランスリーグで傑出したプレーを見せていたが、代表ではマテウス・ヌニェスとの選択の末に外れることとなったようだ。
ディオゴ・ジョタ
クラブ:リヴァプール
今回のポルトガル代表はウインガーが少ない。ゴンサロ・ゲデス、フランシスコ・トリンコンが招集外、ラファ・シウヴァは代表引退。さらにこのディオゴ・ジョタは怪我のためにプレーができなくなった。
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10月16日に行われたマンチェスター・シティ戦でリヴァプールが1-0と勝利したとき、彼はふくらはぎを負傷してピッチを離れざるを得なくなった。かなり深刻な筋肉の損傷があり、手術は必要ないものの数ヶ月に及ぶ長い間のリハビリが必要になる…と伝えられた。