「国際交流」テーマのアプリ 24時間以内に開発、成果競う 長崎で「SPAJAM2022」

アプリの内容を発表する参加者=長崎市四杖町、長崎あぐりの丘高原ホテル

 「国際交流」をテーマにしたスマートフォンのアプリを所定時間内に開発し、成果を競う「SPAJAM2022」が19、20両日、長崎市内であり、10チーム47人が趣向を凝らしたアプリを披露した。
 ハッキングとマラソンをかけ合わせた造語「ハッカソン」を通して情報技術(IT)のレベルアップを目指そうと、一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム(東京)が開き9回目。本県開催は初めて。
 各チームは顔認証システムや音楽、カタコト翻訳などのアプリを24時間以内に作って発表。最優秀賞に「JAPAN DRY」の3人が選ばれた。
 関東在住者を中心につくる「Flutter Lovers」は海外旅行で国際交流をする人が少ないことに着目し、旅行者自身がいる場所から半径1キロ内にいる異なる国籍の人と24時間だけチャットできるアプリを開発した。リーダーの三枝洸介さん(27)は「マップの位置情報を活用した。これを生かした別のアプリも作りたい」と話した。

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