300人で乾杯!3年ぶりに日本酒を楽しむ集い 「おいしいもの、おいしいお酒と」 きき酒コンテストも

きき酒コンテストに挑戦する参加者=18日、埼玉県さいたま市中央区のホテルブリランテ武蔵野

 日本酒を楽しむ集い「第17回世界鷹ささの会」が18日、埼玉県さいたま市中央区のホテルブリランテ武蔵野で開かれ、県内の政財界や文化人ら約300人が3年ぶりに銘酒を酌み交わした。

 同会は小山本家酒造をはじめとする「世界鷹小山家グループ」が全国5社7工場で醸し出す清酒を地元の人たちに愛飲してもらおうと、同グループにゆかりのある人々が世話人となり19年前に始まった。2020年と21年は新型コロナウイルスの影響で中止になっていた。

 代表世話人の藤原秀次郎・しまむら相談役は「コロナ禍の3年間で日本酒の需要が減ってしまったが、この会を機においしいものを食べたらおいしいお酒を飲んでほしい」と呼びかけた。同グループの小山景市会長は「丹精込めて作ったお酒を堪能し楽しんでいただきたい」とあいさつ。埼玉地酒応援団の都筑信団長の掛け声のもと、埼玉県内限定の清酒「金紋世界鷹」で乾杯が行われた。

 2022Miss SAKE準グランプリ東京代表、川上千晶さんと同埼玉代表、村田真悠さんも来場し会場に花を添えた。毎回好評を得ている「きき酒コンテスト」も開催された。

© 株式会社埼玉新聞社