日本一の大ダルマ 三原の春の風物詩「神明市」来年も中止 新型コロナ感染拡大防止で 広島

春を告げる祭りとして日本一の大ダルマが飾られる「三原神明市」が、3年連続で中止されることが決まりました。

「三原神明市」は三原市で毎年2月に開かれる春を告げる祭りです。三原市や三原神明市協賛会によりますと、来年2月10日から12日の3日間開催する予定で準備を進めていましたが、新型コロナ感染拡大防止の観点から開催は難しいと判断し中止を決めたということです。

来年の中止で、去年、ことしに続き、3年連続となります。

「神明市」では、日本一の大ダルマが飾られ、ダルマ市のほか数多くの露店が立ち並びます。2020年の開催時は40万人近くの人出で賑わいました。

三原市の岡田吉弘市長は「大変残念な気持ちでございますが、再び三原神明市が開催でき、皆様が笑顔で祭りに参加できる日が来ることを心より願っております」などとコメントしています。

※画像は2020年開催時のものです。

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