被害者の周辺で目立ったトラブルは確認されず 宮城・涌谷町殺人事件

19日、宮城県涌谷町で自営業の男性が刃物で刺されて殺害された事件で、被害者の周辺では目立ったトラブルは確認されていないことが捜査関係者への取材で分かりました。

坪谷歩香記者「事件はこちらの静かな町で起きました、捜査員が現場検証のためブルーシートの中を出入りしています」

19日夜、涌谷町中島乙の自営業、三川栄治朗さん(64)が自宅の玄関先で男に刃物で刺され死亡しました。

司法解剖の結果、三川さんの死因は上半身を刺されたことによる出血性ショックでした。

男は三川さんを刺した後、車に乗って逃走したことが分かっていますが、近所の人の話によりますと事件直後に男は、三川さんの自宅から歩いて出てきて車に乗り込み、その際に急いでいる様子はなかったということです。

捜査関係者によりますと、三川さんの周辺では目立ったトラブルは確認されていないと

いうことです。

現場からは、凶器となった刃物は見つかっていないということです。

警察は、殺人事件として捜査本部を設置し、逃げた男の行方を追っています。

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