有料レジ袋の代わりに市指定のごみ袋を 香川・坂出市で取り組み始まる

買い物をした際に利用するレジ袋が有料化されて、約1年半がたちました。香川県坂出市が市の指定のごみ収集袋をレジ袋として活用する取り組みを始めました。

スーパーで買い物をした際、マイバッグを持っていない時に必要になってくる「レジ袋」。有料になって以来、せっかく購入しても、使用後はごみになっていませんか?

(記者リポート)
「そんな問題を解消しようと、坂出市で新しい取り組みが始まりました。有料のごみ袋をレジ袋として使用できるんです」

21日から坂出市で始まった「市の指定収集ごみ袋のレジ袋化」です。

15Lサイズが15円、8Lサイズが8円と、坂出市が販売する通常の指定収集ごみ袋と同じ価格です。坂出市のコープかがわ坂出店で販売が始まりました。

(坂出市 生活環境課/細川英樹 課長)
「レジ袋とエコバッグ以外の選択肢としてご利用いただくことで、プラスチックごみの削減に寄与できると考えております」

(買い物客は―[マイバッグ派])
「スーパーでその都度いただいていたレジ袋は、私的には保管していたけど、保管の量も膨大になってきまして、処理に困ったこともあったので」

(買い物客は―[レジ袋購入])
「(レジ袋は家に)結構多いです。エコバッグを忘れてしまうんで。ただ、指定袋やったらごみとして一緒に出せるので、再利用できる」

取り組みを始めたこちらの店では、現在、買い物客の6%程度が有料レジ袋を利用し、一日に100枚程度が提供されているそうです。

(コープ坂出店/宮武博文 副店長)
「地球温暖化を防止するために、坂出市と一緒になってやっていきたいと思っている」

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