集団で信号無視や蛇行運転などを繰り返す暴走行為をしたとして、神奈川県警交通捜査課と宮前署は21日、道交法違反(共同危険行為等の禁止)の疑いで、川崎市高津区の高校3年の少年(17)を逮捕した。県警はこのほか、事件当時16~18歳の少年14人を、同法違反の疑いで逮捕または書類送検した。
逮捕容疑は、暴走族グループ構成員15人と共謀し、昨年9月25日午後9時半ごろから同35分ごろまでの間、同市高津区千年から同市宮前区馬絹1丁目までの県道約3.4キロをバイク11台に分乗し、信号無視、蛇行運転、道路いっぱいに広がっての走行を繰り返した、としている。
同課によると、少年は「自分が1人で走っていたら、あとからやつらが来た。一緒に暴走した覚えはない」と供述、容疑を否認している。