メタ、24歳で銃撃死した伝説的ラッパーのライブをVR開催 視聴者を人生の「旅物語」にいざなう

メタ(Meta)が、ノトーリアス・B.I.G.のコンサートをVRで開催する事を発表した。ビギー(本名クリストファー・ウォレス)の愛称でも知られるノトーリアスは1997年、走行中の車から銃撃され24歳の若さで命を落としている。

ビギーの遺産団体とメタがタッグを組み、同社のVRプラットフォーム、ホライゾン・ワールドとフェイスブック上で、12月16日に『スカイズ・ザ・リミット』が上映される。音楽ジャーナリストのトゥーレが声を担当するビギーのアバターによるパフォーマンスでは、視聴者をビギーの人生の「旅物語」へと連れて行くという。

生きていれば50歳の節目を迎えていたビギーの誕生日である5月21日には、エンパイア・ステート・ビルディングのライトが赤と白に変わり、マストの上で王冠が回転してビギーの生誕を祝った。

また、リル・キム、リル・シーズやビギーの母親を含む友人やコラボレーター達も参加した特別メモリアルセレモニーが行われた他、ブルックリンにあるバークレイズ・センターでは、アリーナの入り口にビギーのレコードのビデオ・モンタージュを映し出し、更にニューヨーク市の公共交通機関はビギーをイメージした特別なデザインのメトロカードを発行するなどしてニューヨーク中がビギーの誕生日を祝った。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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