「心」という捉え切れない対象を色鮮やかな美しいイラストで解説する『「心のしくみ」を読み解く ビジュアル 心理学図鑑』、12月14日発売!

『「心のしくみ」を読み解く ビジュアル 心理学図鑑』(エレーヌ・フレネル著、齊藤 勇監修)が12月14日(水)に全国の書店・オンライン書店等で発売される(発行:株式会社日本文芸社)。

古代ギリシアの哲学者の研究から始まる「心理学の歴史」から、フランスの精神医学の発展、現代の科学的心理学の流れまでをわかりやすく解説。 オールカラーのイラストと美しいデザインとともに、心理学という魅力的な分野について、哲学、歴史学、医学、科学的事実を絡めながら紹介する。フランスで人気のXグラフィックスシリーズの一冊だ。

◉「心理学の起源」に取り組んだ哲学者 プラトン、アリストテレス

◉ヒポクラテスの四体液説・魂の在り処を探した、ヘロフィスとガレノス

◉古代、中世における精神障害の治療

◉トラウマ、幻想、無意識、エディプス・コンプレックス…フロイトが築いた精神分析学の土台となる考え方と治療法

◉アドラーの「個人心理学」、ユングによる「分析心理学」、ウィニコットによる「児童精神分析学」、アンリ・エーと「器質力動論」

◉「家族療法」「認知行動療法」による治療

◉ネット利用がもたらす、脳と心への影響

◉増える不安障害、うつ病、依存症の特徴と治療法

◉オンライン治療の広まりと、エキスパート患者の出現

心理学の歴史、著名心理学者の理論、恐怖症やうつ病といった現在増加傾向にある病への対処法、心理学・精神医学ジャンルの今後の展開や日本における心理学の話などを紹介。日常で使える心理テクニックをQ&A形式で掲載も。⾊鮮やかなイラストで目で見て楽しめる。

本書の目次

はじめに PART1 心理学のはじまり 魂はどこになるのか? PART2 精神の苦痛を取り除く方法 信仰から科学へ PART3 心理学の黄金時代 精神分析から現代療法まで PART4 現代社会が抱える心の問題 PART5 これからの心理療法

著者プロフィール

著者:エレーヌ・フレネル

『Psychologies(サイコロジーズ・マガジン)』のジャーナリスト兼記者(2008年以降)。大学で文学とジャーナリズムを学んだ後、心理学と精神分析学を学ぶ。喜び、複雑さ、苦しみといったものを、社会がどのように考えどのように扱っているのか、あるいはいないのかなどといった精神生活に関するありとあらゆることを対象とする。また、その他の調査やエッセイの執筆、テレビドキュメンタリーの制作も行なう。

イラスト:ソフィー・デラ・コルテ

イラストレーター、グラフィックデザイナー。大学ではグラフィックデザインを学ぶ。繊細なイラストによって大胆なイメージを提示することを信条としながら、観る人によるイラストの解釈やその一貫性に注意を払うことにより、観る人とイラストとのインタラクションを生み出してきた。図形とモチーフとが組み合わされたその作品は、アンビバレントな風景を生み出しつつ、解釈の余地を多分に残した物語の輪郭を想起させる。

監修者:齊藤 勇(さいとう・いさむ)

文学博士。立正大学名誉教授。日本ビジネス心理学学会会長。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。専門は、対人・社会心理学。『イラストレート心理学入門』『イラストレート人間関係の心理学』(ともに誠信書房)、『イラスト&図解知識ゼロでも楽しく読める! 心理学』(西東社)など著書、監修書多数。

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