清塚信也が「リバーサルオーケストラ」サントラを担当

ピアニストの清塚信也が、日本テレビ系で2023年1月にスタートする連続ドラマ「リバーサルオーケストラ」(水曜午後10:00、開始日未定)のサウンドトラックを手掛けることが分かった。

門脇麦が主演を務める「リバーサルオーケストラ」は、超地味な市役所職員として働く“元・天才バイオリニスト”の谷岡初音(門脇)と、彼女を巻き込む“変人マエストロ”常葉朝陽(田中圭)の2人が、ポンコツ交響楽団を一流オーケストラに大改造していく、爽快感抜群の音楽エンターテイメントドラマ。脚本を「最愛」(TBS系)、「彼女はキレイだった」(フジテレビ系)や、連続テレビ小説「エール」(NHK)など、ヒットドラマを次々と手掛けている清水友佳子氏が担当。音楽科を卒業し、ピアノ講師を務めた経歴を持つ清水氏が、クラシックの世界をリアルに紡ぐ。

清塚は、個性豊かな楽団員たちの人間ドラマに寄り添い、時に爽快感あふれる逆転劇を盛り上げるサウンドトラックを担当する。5歳からクラシックピアノの英才教育を受け、中学生の頃から国内外のコンクールで数々の受賞歴を持つ清塚。ピアニストとしてはもちろん、近年はドラマ「コウノドリ」(TBS系)をはじめ、多数の映画・ドラマのメインテーマや劇伴音楽の作曲も手掛けており、昨年は、今井翼主演のミュージカル「GOYA-ゴヤ-」の音楽監督として、劇中音楽を全編書き下ろし、作曲家としても高い評価を得ている。

オーケストラを舞台にした「リバーサルオーケストラ」の劇伴音楽は、数々のクラシックの名曲のフレーズを随所に生かしながら、清塚がドラマに寄り添う形で新たにアレンジする。

清塚は「ネットのない時代に作られ、楽譜を残しただけで何百年も愛され続けるクラシックの名曲たちは、紛れもなく人類の宝物です。それら名曲をドラマにフィットさせるために、新たないぶきを与える“トランスクリプション(書き直し)”は、本当に楽しく、また、光栄なことです」と今回の起用への喜びを伝える。

加えて、「人間ドラマとともに繰り広げられる天才バイオリニスト役の門脇麦さんと、個性豊かなオーケストラメンバーとの極上なハーモニーに期待しています。そして、日本のドラマ史を代々飾ってきたマエストロ役。田中圭さんがどんなマエストロを新たに演じてくれるのか、今から楽しみで仕方ありません」とドラマへの期待を語っている。

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