県の許可得ず「盛り土」した会社と役員の男を起訴 静岡

静岡県の許可を得ずに富士宮市内で盛り土をしたとして、地検富士支部は11月15日、会社役員の男を起訴したと発表した。

起訴されたのは、富士市の残土処分会社とその会社の役員の被告(55)。起訴状によると被告は、ことし7月2日から21日ごろまでの間、県知事の許可を得ずに、富士宮市内の土地に盛り土をした罪に問われている。

ことし7月に施行された新しい県の盛り土条例違反で起訴されたのは初めて。一方、被告と共に逮捕されていた残土処分業の男性2人について、地検富士支部は11月11日付で不起訴処分とした。処分の理由は明らかにしていない。

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