おせち商戦ピーク! 原材料費高騰の波を受け値上がりも…予約好調 静岡

今年も「おせち商戦」が本格化している。今年の傾向は?人気のおせちは?一方で値上げの波も…。

今年の「おせち」どうしますか?

(30代男性)

「おせちはいつも飲食店に頼んで、毎回3万~5万なのでその間でできればと思っている」

(70代女)

「いつも頼んでいるところに頼む。2人だから必要以上にはいらない。去年やった通りにする」

松坂屋静岡店ではおせちコーナーが10月1日に設置され、「おせち商戦」は今、ピークを迎えている。今年の傾向は?

(松坂屋静岡店 バイヤー)

「今年はコロナの前に戻って、3~4人前の、今までよりは大人数で食べられるものがよく売れている。洋風のおせち、中華のおせち、各地に送れるおせちが人気」

原材料費高騰の影響がおせち料理に欠かせない食材にも及んでいるという。

(松坂屋静岡店 バイヤー)

「主にいくら、カニだとか、海産物。あとは箱。こちらの箱も高騰している。全体的に大体10%前後上がっている」

価格高騰の波を受けているものの、予約は好調だという。

一方、静岡市駿河区にあるお弁当・総菜の「天神屋」。こちらでは静岡の食材を使ったおせちが人気だという。その名も「しずおかおせちセット」。最高ランクの黒毛和牛のローストビーフに、富士宮産の「富士山サーモン」を焼津で作られた「大御所みそ」に付け込んだみそ焼き。さらに、浜松ブランド、うなぎいもを使ったきんとんも…。

(天神屋 広報部 鈴木さん)

「一つのおせちの中に静岡県産の食材がたくさん詰まっているので、静岡県の海の物、山の物、すべてを満喫できる」

価格は3、4人前で3万円。こちらも原材料費高騰の影響を受け、去年より2000円、値上げしたという。

(天神屋 広報部 鈴木さん)

「今年、実はキャビアも入れている。価格高騰と言われている中でもそういった高級な食材を詰めることで、より豪華に、お客様が食べたときに優雅に楽しんでいただけるように、頑張って提供できる価格にしている」

皆さん、今年のお正月おせちをどのように楽しみますか?

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