12月16日の一部区間再開前にSL試運転 静岡・大井川鉄道

静岡・大井川鉄道は、12月から一部区間で運転を再開するのを前にSLの試運転を始めた。

試運転を行ったのは「C10形8号機」で、12月16日の大井川本線の一部運転再開に合わせ、新金谷駅ー家山駅間をSL急行「かわね路号」として走る予定となっている。

大井川鉄道の営業用のSLでは最も古く製造された23両の中で、現存するのはこの車両だけ。17日は新金谷駅と金谷駅間 約2キロを折り返し運転し、車輪の状態や車両の整備状況をチェックした。

(大井川鉄道 広報担当 山本豊福さん)

「大井川鉄道の新金谷駅にあるべき音、汽笛であるとかSLが走る音シュッシュッという音、あるべき音が、戻ってきたという事で非常にうれしい」

大井川本線は12月から一部区間で運転を再開し、大井川鉄道の代名詞ともいえるSLが帰ってくる。

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