救急車でコロナ抗原検査、栃木 搬送困難増加で

配備された抗原検査キットを持つ救急隊員=2日、宇都宮市

 発熱などの症状がある人が緊急搬送時、新型コロナウイルス感染を疑われ、医療機関の受け入れまで時間がかかる事例が相次いでいるとして、栃木県は迅速化を図るため、救急車に抗原検査キットを配備する取り組みを実験的に始めたことが22日、分かった。総務省消防庁によると、全国的にも珍しい取り組みだという。

 県などによると、搬送者から直接検体を採取することは医療行為に当たり、救急隊員が行えないため、法的な問題がないよう医療施設にいる医師から電話などで指示を受け、救急車内で搬送者本人が採取している。

 感染疑いのある人の搬送遅れは各地で問題化している。

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