
シーズン途中に野手から異例の投手転向を果たした中日の根尾昂投手が22日、ナゴヤ球場で契約交渉に臨み、550万円増の年俸1850万円でサインした。5年目の来季に向け「先発ローテーションに入ることが目標。経験を生かして強みを出していけるように」と決意を新たにした。
今季は外野手として開幕を迎え、遊撃守備にも就いた。だが、課題の打撃が好転せず、交流戦後に投手に挑戦。シーズン最終戦でプロ初先発するなど25試合に登板し防御率3.41と奮闘した。「疲れてきて技術不足を痛感した。多くの課題が見つかった一年だった」と実感を込めて話した。(金額は推定)