２２日未明に線路の点検を行っていた作業員の行方が分からなくなった影響で、始発から運休や遅れが出ていた東北新幹線はほぼ平常ダイヤに戻っています。
ＪＲによりますと２２日午前２時半ごろ、東北新幹線の大宮駅と小山駅の間で、線路の点検を行っていた作業員の１人の行方が分からなくなりました。
この作業員が線路に立ち入っている可能性もあるとして、東北新幹線は始発から安全が確認された午前８時半ごろまで速度を落として運転しました。
この影響で東北新幹線は上下４本の列車が運休し、約１万５００人に影響が出ました。
最大で１時間１０分の遅れが出ましたが、ほぼ平常ダイヤに戻っています。
行方不明となった作業員とは、現在も連絡が取れていないということです。
