東北新幹線で行方不明の作業員捜索、北陸新幹線などでも運休や遅れ 11月22日

 東北新幹線は11月22日午前、行方不明になった夜間作業員の捜索のため、速度を落として運転し、同線と上越新幹線、北陸新幹線に運休や最大で約1時間10分の遅れが出て、約2万3300人に影響した。午前8時半ごろに通常の速度での運転を開始した。

 JR東日本によると、午前3時25分ごろ、大宮駅(埼玉県)―小山駅(栃木県)間で点検作業をしていた6人のうち1人の男性作業員と連絡が取れなくなっていることが判明。線路内にいる可能性があったため、速度を落として運転していた。男性は見つかっておらず、埼玉県警に届け出た。

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 JR西日本によると、北陸新幹線では同日午前、東京から金沢方面行きの「かがやき」「はくたか」に最大1時間程度の遅れが発生。午後4時現在は通常通り運行している。

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