22日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=141円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比96銭円安ドル高の1ドル=141円80~82銭。ユーロは1円12銭円安ユーロ高の1ユーロ=145円56~60銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方から、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが優勢となった。中国で新型コロナウイルスの感染が広がり、世界経済悪化への懸念からリスク回避目的でドルが買われやすかった。
市場では「一部で利益確定の円買いドル売りもあった」(外為ブローカー)との声が上がった。