
NHKは22日、2022年度の中間決算を発表した。受信契約件数の減少などで、事業収入は前年度中間期比41億円減の3480億円、このうち受信料は同37億円減の3377億円で、いずれも3年連続の減収となった。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大で抑制していた番組制作や取材活動などが回復しつつある他、東京五輪・パラリンピック関連の制作費で引当金を計上したことなどにより、事業支出は前年同期を76億円上回る3181億円。収入から支出を引いた事業収支差金は299億円の黒字となった。
9月末現在の受信契約の総数は4135万件、うち衛星契約は2195万件。