11月23日新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)【奈良県的今日は何の日?】

11月23日新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)【奈良県的今日は何の日?】

「新嘗祭」とは、宮中儀式の一つで、天皇がその年に収穫された新穀などを神々に備え、感謝し、自身も食する儀式である。

明治6年以降はこの日に行われ、祭日とされた。
中でも天皇が即位後、初めて執り行う「新嘗祭」は「大嘗祭(だいじょうさい)」と呼ばれる。

実は、奈良市の平城宮跡には「大嘗祭」のためだけに設営され、儀式が終わると取り壊される社殿「大嘗宮」の跡が見つかっている。

戦乱により戦国時代から江戸時代前期までの例外を除き、約1300年続けられている「大嘗祭」。
現代では皇位継承儀礼に重要な儀式として組み込まれている。

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