長崎総合科学大 次期学長に黒川氏

黒川不二雄氏

 長崎総合科学大(長崎市網場町)は22日、来春で任期満了を迎える池上国広学長(75)の後任となる第23代学長に同大大学院新技術創成研究所学術教授の黒川不二雄氏(70)を選出したと発表した。任期は2023年4月から2年間。
 黒川氏は山口県出身。工学博士で専門分野は電子回路など。福岡工大を卒業。長崎大工学部教授、同大大学院研究科電気・情報科学部門長などを歴任し、17年3月に定年退職。同年10月から現職。
 長崎総合科学大は10月に選考委員会(委員長・西亮県工業連合会会長、10人)を2回開き、黒川氏を選出。11月19日の理事会で決定した。
 黒川氏は大学を通じ、「学生諸君、保護者、卒業生、応援企業や行政、県民の方のご支援をいただきながら、教職員と共に長崎総合科学大学を盛り上げていきたい」とコメントを発表した。


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