スーパーカーの旅 愛車で雲仙巡り 高級外車7台が国内初ツアー

雲仙岳の自然の中にずらりと並ぶ7台のスーパーカー=雲仙市小浜町、矢岳駐車場

 スーパーカーで長崎県雲仙市や熊本県阿蘇地方などを巡り自然景観や食事を楽しむ4泊5日のツアーが21日、大村市の長崎空港をスタートし、ランボルギーニなどの7台が雲仙市の雲仙温泉街までツーリングをした。
 高級外車の輸入販売業コーンズ・モータース(東京)の顧客向けツアーで、旅行業の東武トップツアーズ(同)が企画。ツアーは2019年に欧州で実施したが、国内では初めて。
 7組計14人が、車両価格約3億円というランボルギーニやフェラーリなどの愛車と共に参加。雲仙市内では、カーブが連続し「ドラゴンロード」とも呼ばれる県道雲仙千々石線を駆け上がった。夕方は雲仙温泉街近くの矢岳駐車場に車を並べ、天幕の下に食卓を設けた「天幕レストラン」などで雲仙産の食を堪能した。一行は同温泉街で2泊し、熊本県へ向かう。
 東武トップツアーズは「走って、泊まって、見て楽しい場所」を基準に国内のツアー先を選定したという。同社の担当者は「雲仙で愛車との良い思い出をつくってもらえそう」と手応えを話した。


© 株式会社長崎新聞社