歯科衛生士の自覚新たに 長崎の専門学校で戴帽式

ナースキャップを授かり、キャンドルに灯をともす戴帽生=長崎市、県歯科医師会館

 長崎歯科衛生士専門学校(渋谷昌史校長、144人)の戴帽式が22日、長崎市茂里町の県歯科医師会館であり、2年生45人がナースキャップを授かった。
 1970年に長崎歯科衛生士学院として創立以来続く儀式。渋谷校長はあいさつで「歯科医療従事者の役割は口腔(こうくう)機能を守り、健康寿命の延伸に寄与する重要なもの。充実した実習生活を願っている」と激励。学生たちは、1人ずつキャンドルをともし、医療人としての自覚を新たにした。
 誓いの言葉を読み上げた森木なつみさん(20)は「知識と技術をしっかり身に付け、臨機応変に行動できる歯科衛生士になりたい」と意欲を語った。学生たちは28日から1年間、市内の歯科診療所など23カ所で診療補助の実習をする。


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