栃木県は23日、新たに2692人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の感染者数が2千人を超えるのは2日連続。入院中だった70代男性と、施設療養中だった80歳以上の女性が21日に死亡し、県内の死者は計572人となった。
新規感染者数は前週の水曜日に比べ、882人増えた。県内の累計感染者数は27万280人となった。
新規感染者数は0歳~90歳以上で、40代以下が7割を占めた。年代別では10代が448人と最多。40代404人、30代401人、20代303人などと続いた。
宇都宮市で21日までに、3件のクラスター(感染者集団)が発生した。医療機関で職員と患者計24人、高齢者施設で職員と入所者計9人、障害者施設で職員と入所者計7人が感染した。
23日時点の入院者(予定含む)299人、宿泊療養者138人、重症者4人。22日時点の病床使用率は41.4%、重症病床使用率は8.7%。