W杯日本代表、「勤労感謝」したい6人の戦士

4年に一度の祭典であるワールドカップが開幕を迎えた。

本日、日本代表はドイツとのグループステージ初戦を戦う。

日本では勤労感謝の日ということで、今大会メンバーのなかで勤労に感謝したい選手を選んでみた。

GK:川島永嗣

39歳になったベテランキーパー。今大会で4度目のW杯出場になる。

2010年大会直前に正GKに抜擢されると、日本のピンチを幾度も救ってきた。

名古屋グランパス時代の練習試合ではフィールドプレイヤーとして得点を量産したほどの身体能力を持つ。また、高度なセービング能力は日本人最高クラスを誇ったが、現在の武器は超絶的なメンタル。

その精神力は代表選手の誰もが敬意を払っており、今大会は控えとしてチームを支えてくれる。

DF:長友佑都

36歳になったベテランディフェンダー。川島同様に今大会が4度目のW杯出場になる。

2008年に21歳で代表デビューして以降、ほぼひとりで左サイドバックのポジションを支えてきた生けるレジェンドだ。

積み重ねてきた代表キャップ数は歴代2位の138(1位は遠藤保仁の152試合)。

彼も川島と同じく超人的なメンタリティを持ち、どんな立場でもチームのために尽くしてくれる。

DF:吉田麻也

34歳になった日本代表キャプテン。2010年に代表デビューし、これが3度目のW杯出場になる。

189cmと日本人離れした高さを持ち、近年日本の守備を支えてきてくれた。122という代表キャップ数は井原正巳さんと並び歴代3位タイ。

上記2人と同じように今大会では絶対的な立場ではないかもしれないが、精神的支柱であることは間違いない。

先日にはサッカー選手の頭髪の悩みを吐露したことも話題に。

MF:遠藤航

29歳のMF。2015年に22歳で代表デビューすると、ここまで43試合に出場してきた。

2018年W杯ではメンバー入りしたものの、出場時間は0分。その悔しさをバネに大きく成長し、いまや日本の中盤に絶対欠かせない存在に。

その言語力からも分かる通り、頭脳をフル回転させつつ、持ち前のデュエル力とボール刈りでチームに貢献してきた。

シュトゥットガルトでも外国人ながらキャプテンを任されるなど大黒柱となっている。

2021年は吉田とウナイ・シモンと並び、欧州トップリーグで最も働いている時間が長い選手だったとか。

MF:守田英正

27歳のMF。遠藤とともに近年の代表においてなくてはならない存在になった。

2018年に23歳で代表デビューするとここまで17試合に出場してきたが、貢献度と存在感は数字以上。

日本人らしからぬハードな守備で中盤を引き締めつつ、黒子的な献身性溢れるプレーで貢献する。

ポルトガルでは「全ての監督が日本人選手を指導すべき。常にチームを助けようとする選手、どんなポジションでもプレーする選手、1日1000回も謝る選手がどんなものかを理解するためにね。守田は常にチームやチームメイトを助ける準備ができており、1000回も謝るし、敬意を持っている」と監督から大感謝されたほど。

FW:前田大然

25歳のFW。

彼の場合は、今大会での勤労感謝に期待したい。

50メートル走のタイムで5.8秒を記録したほどの快足の持ち主。FWとしてはフィニッシュが物足りないのは事実だが、守備での貢献度は計り知れない。

圧巻のスピードと尋常ではないスプリント力で相手を追い掛け回し、攻撃の芽を潰してくれる。

走りを止めずにプレッシングし続ける能力はもはや超人的。相手にトラウマを与えるレベルといっても過言ではないはず。

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ドイツとスペイン戦では彼に感謝したくなるような活躍を期待したい。

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