『ソー』主演のイケメン俳優が活動休止発表 認知症発症の危険性高く死を意識

マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズなどで知られる俳優クリス・ヘムズワース(39)が、死について考えさせられたことから活動を一時休止することにしたという。

妻エルサ・パタキーとの間に3人の子供がいるクリスは、ナショナルジオグラフィックのドキュメンタリー番組『リミットレスwith クリス・ヘムズワース』の撮影で検査を受けたところ、アルツハイマー型認知症を発症する危険性が高いことが分かったため、出来る時に家族と一緒に時間を過ごしたいと思ったそうだ。

検査結果を番組に含まない選択肢も制作側から与えられたというが、注意喚起と予防措置を世間に伝えるため、そのまま伝えることに決めたという。

現在同番組のプレスツアーを行っているが、それが完了次第に休みをとるつもりだそうで、ヴァニティ・フェア誌にこう語っている。

「番組の撮影が終わったから、今は契約が残っていることを片付けているところだ。そして今週このツアーが終わったら、家に帰り、長いオフを取って、物事をシンプルにするよ。子供達や妻と一緒に過ごすつもりだ」

「ここ10年間駆け抜けてきたと感じている。夢のシナリオである瞬間が次々と過ぎていった。一歩さがり『これって凄い』って思うべき瞬間がね。ほかの様々な要求も殺到して、色々な方向に引っ張られていた。自分の目の前にあることを楽しめずにいたんだ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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