日本にも希望あり!鉄壁ドイツ代表、“まさかの敗戦”で着た「5つのユニフォーム」

いよいよ2022カタール・ワールドカップの初戦を迎える日本代表。相手は言わずと知れたサッカー大国にして強豪ドイツだ。

大舞台では常に安定した成績を残しているイメージのドイツだが、歴史を振り返れば信じられない結果に終わった“まさかの敗戦”も幾つかある。

ここでは、そんなドイツの「意外な敗戦で着ていたユニフォーム」をご紹介しよう。

2018 ロシアW杯

ドイツ代表 2018 adidas アウェイ

試合:2018ロシアW杯・グループステージ

スコア:韓国 2-0 ドイツ

前回W杯王者ドイツがまさかのグループステージ敗退となったロシア大会。決勝トーナメント進出には勝ち点3が必要という状況で迎えたこの一戦で、韓国に2-0で敗れている。

その試合で着ていたのはグリーンのアウェイ。これはドイツ(当時は西ドイツ)がPK戦の末にイングランドとの因縁対決に勝利した1990年イタリアW杯・準決勝でのユニにインスパイアされたデザインだった。

1998 フランスW杯

ドイツ代表 1998 adidas ホーム

試合:1998フランスW杯・準々決勝

スコア:ドイツ 0-3 クロアチア

グループステージを1位で突破し、決勝トーナメント1回戦でメキシコにも勝利。そして迎えた準々決勝クロアチア戦だったが、戦前のドイツ有利という大方の予想を裏切り0-3で敗れてしまった。

ユニは国旗色のストライプデザインで悪くないものだが、“新興勢力” クロアチアに敗れたイメージが焼き付く。ちなみに、その後はEURO2000の予選で使用。こちらは順当に首位突破で本戦へのチケットをつかみ取った。

EURO 2000

ドイツ代表 2000 adidas ホーム

試合:EURO2000 グループステージ

スコア:ポルトガル 3-0 ドイツ

ドイツはポルトガル、イングランド、ルーマニアと同じグループAに所属。決勝トーナメント進出には勝ち点3が必要な最終戦の相手は、ここまで2連勝で既にGS突破を決めていたポルトガルだった。このような状況からドイツ有利と目されていたが、結果は3-0で敗戦。前回王者ドイツの敗退が決まった。

02日韓W杯・欧州予選でも使った当時のユニは、ホワイトとダークグレーというドイツの歴代でも色の組み合わせが珍しい一着。このスタイリッシュなキットは現在でも人気が高い。

EURO 2004

ドイツ代表 2004 adidas ホーム

試合:EURO2004 グループステージ

スコア:ドイツ 1-2 チェコ

グループステージ2試合を終えて2位ドイツ(勝ち点2)は、既に2連勝で首位突破を決めていたチェコとの最終戦を迎える。3位オランダ(勝ち点1)の相手がラトビアであることを考えるとチェコ戦は勝利必須という状況であったが、残念ながら1-2で敗れた。一方オランダは順当に勝利し逆転で2位に。ドイツの2大会連続グループステージ敗退が決まった。

当時のユニは胸から下のデザインが特徴的だったadidasの2004-05モデル。下部は中心を細めに、両脇は面積多めのメッシュ。その見た目から一部では“ハイレグユニ”とも呼ばれていた。

2002 日韓W杯 欧州予選

ドイツ代表 2000 adidas アウェイ

試合:2002日韓W杯・欧州予選

スコア:ドイツ 1-5 イングランド

おそらくドイツにとって最大級の屈辱的敗北のひとつであろう2001年の一戦。

記録だけを見れば単なる予選の一敗戦に過ぎないが、場所はホームのミュンヘン・オリンピアシュタディオン。相手は因縁のイングランド。そしてスコアは1-5という衝撃の惨敗。おまけにヤングスターのマイケル・オーウェンにハットトリックを許してしまっている。ちなみにイングランドではこの大勝利に、公式が「5-1グッズ」を発売するほどの盛り上がりを見せていた。

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ユニフォームは当時のホームの色違いでダークグリーンとホワイトを組み合せたもの。この色使いが格好よく、現在でもそこそこに人気は高い。

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