都内で年末並みの寒さ 各地で温かさ・癒やし求め

今年最後の祝日となった11月23日の都内は冷たい雨の一日となりました。都内各地では身も心も温めてくれる食べ物のイベントや癒しのスポットに多くの人が詰めかけました。

冷たい雨が降り続く中、文京区にある都内有数の紅葉の名所・六義園では例年より遅れ、ようやく色づき始めたようです。都心の午後1時の気温は12月下旬並みの10.5℃で、八王子で10.1℃、青梅で10℃ときのうに比べ、およそ10℃下回りました。台東区・浅草の雷門前では全国から訪れている観光客が、マフラーや手袋などの防寒グッズで寒さをしのぎながら、観光を楽しんでいました。

そして、このような寒い日に食べたくなるのがほっくほっくの焼き芋です!全国から選りすぐりのおよそ30種類の焼き芋メニューが味わえる「やきいもフェス」は祝日の23日が最終日でした。雨にも冷え込みにも負けず、多くの来場者が詰めかけ、一時、入場を制限するほどの混雑ぶりとなりました。詰めかけた来場者のお目当ては、寒さを忘れさせてくれるほどの写真映えするスイーツです!寒空のもと一時間以上並んで買ったというのが、あま~いさつまいもと濃いめのみそが相性バツグンのみそ汁でした。

体を芯から温められるスポットも大にぎわいとなりました。上野にあるカフェでは足湯が楽しめます。温度が保たれている人工温泉で、冷えた体を芯から温められます。さらに足湯につかりながらマッサージも受けられるという寒さを忘れる「温泉のオアシス」です!店内で味わえるメニューはオリジナルのハーブティーに、スパイスの利いたカレーなど、体を内側からも温めてくれます。

冷たい雨が続いた年内最後の祝日は、多くの人たちにあたたかい思い出が残ったようです!

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