旅人へひとこと
香川県三豊市の緑の風景と、澄んだ空気を味わいながら、レンタサイクルで『須崎食料品店』を訪ねてほしい。
今回ご紹介するお店は、香川県三豊市にある『須崎食料品店』。
JR予讃線 詫間駅からレンタサイクルで向かう旅です。
出発地はJR予讃線詫間駅。約10kmの道のりを楽しもう！
JR予讃線詫間駅のすぐ隣に『三豊市観光交流局』があり、そちらでレンタサイクルをされています。
自転車はすべて電動自転車。
『須崎食料品店』へ向かう道のりでは長い坂道がある為、電動自転車が最も適しています。
料金は4時間使用で1,100円（超過料金 550円／1時間）、1日使用の料金は1,650円です。
詫間駅から『須崎食料品店』へ自転車で向かうのは、私にとっても初めての体験。
距離は約10km。
ナビを頼りに目的地を目指しました。
慌てること無く、のんびりと、時折自転車を止めては風景を楽しみました。
レンタサイクルの旅、最高です！
様々な風景を楽しみながら、『須崎食料品店』に到着したのは、詫間駅を出発してから50分後の事でした。
昭和レトロな商店『須崎食料品店』の、世界に誇れる讃岐うどんを堪能！
『須崎食料品店』は、食料品や雑貨などを販売している昔ながらの商店です。
その商店の一角に製麺室があり、そこで作られる麺が、マニアに限らず多くの人に「世界一美味しい！」と絶賛されています。
『須崎食料品店』さんを初めて訪れた方は、店頭に目立った看板が無いことから、一体どこで麺を受け取るのか分からず、戸惑われると思います。
まず入口ですが、上の画像右側、人が立っている箇所が入口です。
店内に入ると、通路が奥に続いていて、突き当りの部屋が製麺室となっています。
製麺室の手前の部屋にはだし醤油や薬味、生卵、温泉卵などが用意されています。
その薬味などが用意されている部屋の更に手前の部屋で、麺の出来上がりを待ち、受け取る場所となっています。
注文はお店の方が取りに来て下さいます。
注文方法は至って簡単。
温か冷の麺を選択し、あとは麺量「大（2玉）」「小（1玉）」を選択すれば大丈夫。
料金は「大」が400円、「小」は280円です。
麺を受け取る場所では、小上がりの座敷があり、そちらでうどんを頂く事も可能です。
ただ、混雑している時は少し落ち着かないかもしれません。
麺を受け取ると、薬味などが用意されている部屋へ移ります。
代金は食べ終わってからの支払いとなっています。
こちらの部屋で、お好みに合わせて薬味を麺に載せ、だし醤油をかけて下さい。
尚、「生卵」と「温泉卵」は有料となっていますのでご注意下さい。
「生卵」は1つ40円、「温泉卵」は1つ70円です（後払い）。
私は生卵とネギをトッピング。
いつもならここで終わるのですが、今回は少し違います。
食料品や雑貨品を販売しているエリアに丼を持ったまま入ります。
ミニスーパーのようなこのエリアでは、揚げ物が販売されています。
揚げ物コーナーから私は「ちくわ磯辺あげ」を1つ取り、それをそのまま麺の上に載せました。
そしてレジにてお会計。
ただし、ここで支払うのは”揚げ物の代金だけ”です。
さあ！あとは食べるのみ！
殆どの人が、店外に用意された椅子に座ってうどんを食します。
私も御多分に洩れず店外で頂く事にしました。
天気は晴れ！
気候も良く、最高の環境です。
私は丸椅子をテーブル代わりにしました。
こういう感じで普段は食べる事が無いので、何故かしら気分が盛り上がりワクワクします。
冷たい麺に、生卵とちくわの磯辺あげをトッピング！
『須崎食料品店』さんの麺は「温」でも「冷」でも美味しく頂けますが、今回は強いコシを味わいたかった為、冷たい麺を頂く事にしました。
そこへ生卵と「ちくわ磯辺あげ」をトッピング！
私にとって最高な組合せです。
この恵まれた環境の中で、麺を頂きます。
麺は太めでコシがあり、噛んだ時に歯を押し返す弾力感がたまりません。
その麺が口に入った瞬間、小麦の甘い風味が広がります。
だし醤油の香ばしい香りが、麺の旨味をより引き立てます。
生卵を麺に絡めると、まろやかで濃厚なコクのある味を楽しめます。
『須崎食料品店』さんの麺は、味がしっかりとしているので、どのように食べても美味しく頂けます。
”世界一美味しい”と絶賛されるのも理解出来ます。
素晴らしい麺です！
「ちくわ磯辺あげ」は冷めていましたが美味しく頂けました。
小学生の頃に給食で味わった、ちくわの磯辺揚げを思い出しました。
すべて食べ終わったら、先程のミニスーパーのレジへ。
何を食べたか自己申告して、会計を済ませて下さい。
今回私も久しぶりにこちらのお店を訪ねましたが、レンタサイクルでの訪問は初めてだった事と、たったひとりで訪ねたのも初めての事でした。
すべてが新鮮で、とても楽しむ事が出来ました。
皆様にもこの楽しさを味わってほしいと思います。
土日祝は行列必至ですが、平日ですとのんびり食べる事が出来ます。
■こちらでもオススメのお店などを紹介しています！
ブログ：https://blog.goo.ne.jp/sasuraieigabito
須崎食料品店
〒767-0014 香川県三豊市高瀬町上麻３７７８
＊この記事は2022年10月時点の情報を基に作成しています。
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ライター：放浪うどん人
