THE RAMPAGE・吉野北人が「スタンドUPスタート」で竜星涼の仲間に。小手伸也、戸次重幸、鈴木浩介、高橋克実も出演

竜星涼が主演を務め、2023年1月18日にスタートする連続ドラマ「スタンドUPスタート」(水曜午後10:00。初回15分拡大)に、吉野北人、小手伸也、戸次重幸、鈴木浩介、高橋克実が出演することが分かった。

「スタンドUPスタート」の原作は、「ドロ刑」で知られる福田秀氏が描く、現在も「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の大人気コミック。過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦、就職活動に挫折した大学生など、さまざまな事情を抱えた“訳あり人材”へ投資する主人公・三星大陽(竜星)の姿を描くビジネスストーリーだ。

吉野が演じるのは、ゲーム会社「ハイパースティック」の社長・小野田虎魂。スマートフォン向けゲームアプリの開発者であり、大陽から出資を受け、若くして起業で成功した人間だ。大陽のことを実の兄のように慕っている。金髪で派手な服を好んで着ることが多い。一見、明るくて自信満々のようにも見えるが、中卒の前科持ちという過去があるため、自分の経歴にコンプレックスを抱いている一面もある。

「台本を読んだ時は、シンプルにスタートアップしてみたいな、と思わせるようなワクワク感を感じました。どんな世代でもスタートアップに興味を持ってもらえるような見応えのある内容でしたので、さらにこの作品が楽しみになりました!」と明かす吉野は、「僕が演じる虎魂は、少し社会性に欠けているところもありますが、すごく仲間思いで自分にしかできないことを楽しんでできるキャラクターだと思います。普段はおちゃらけていますが、時には葛藤しながら成長していく魅力たっぷりのキャラクターです! この作品は自分の未来に少しでも希望をもたらしてくれる作品だと思いますので、ぜひ、たくさんの方々に働く楽しさを感じてもらえればうれしいです」とメッセージを寄せている。

小手が扮(ふん)するのは、保険会社の部長・林田利光。かつてメガバンクである、みその銀行融資部門の次長として働いていたが、あることがきっかけで左遷され、子会社「リリーフ保険」の部長として出向することに。大陽から「起業家と銀行のマッチメーカーとして起業しないか?」と声を掛けられる。

「この物語は、時代の閉塞(へいそく)感や不安が続く経済状況に笑顔で風穴を開ける爽快感がありながら、悩み多き中年(笑)としては、現実的で問題提起される部分も多く、笑ったり泣いたり、とにかくいろんな感情を揺り動かすエンタメ作品だと思いました」と作品にほれこんでいる小手は、自身の役柄について「林田は、大陽との出会いによって50代にして、それまでの人生を激変させていくことになります。それは40代後半になって仕事環境が激変した今の僕の人生とも重なるところが多く、そうした実感や経験を大切に織り込みながら物語に乗せていきたいと思っております」と仕事に限らず、人生のあらゆる局面において、苦しい時、追い詰まっている時、自分だけの力ではどうにも立ち上がれない時、それを認めて誰かの手を借りることは決して“負け”なんかじゃない。その手をつかみ、再び踏ん張って立ち上がる勇気があれば、アナタは決して負けはしない。そんな孤軍奮闘する“立ち上がり(スタンドUPし)”たいすべての方々に手を差し伸べるような作品でありたいと思っています」と熱い思いを伝える。

また、戸次が務めるのは、三星大海(小泉孝太郎)が社長を務める大手企業「三ツ星重工」の社長室長・高島瑞貴役。相当な切れ者で、仕事においての必要な知識やスキルは超一流、大海の右腕として「三ツ星重工」を支えてきた1人だ。大海を完璧にサポートできるのは自分しかいないと強烈に思い込んでいる。

戸次は「落ちぶれた人間が再生していく過程は、台本を読んでいても爽快でした。また、各話登場するゲストがレギュラー化していくと聞き、そんな形のドラマも珍しいと思いました。瑠東(東一郎)監督の作品ということで、台本にないいい意味での、現場での悪ノリを期待しています(笑)。原作をお読みの方はご存だと思いますが、僕が演じる高島は、実は大陽と大海、2人のよき理解者でもあります。含みのある役どころなので、気持ちの出し加減を考えながら演じていきたいと思います」と演技プランを明かしつつ、「こんな時代ですが、少しでも皆さまの癒やしになるべく、われわれ一同、誠心誠意、心を込めて取り組んでいきますので、ぜひご覧ください!」とアピール。

さらに、「三ツ星重工」の常務・山口浩二役は高橋、グローバル推進事業部本部長・加賀谷剛役を鈴木が担う。山口と加賀谷は、現場のたたき上げで数多くの好成績を残してきた2人で、社内では“山谷コンビ”と称されるほどの最強コンビ。大海が社長として掲げる新たな「三ツ星重工」の改革のために、最前線に立って会社を引っ張る。

鈴木は「高橋さんとは20年以上前にコンビの役をさせていただきましたが…初めてお会いした日に一緒に帰る道中、急に映画を見ようとなり、ホラー映画を見た思い出があります(笑)。その後、偶然同じ事務所に入ることになり、何度か同じ舞台に立たせていただき、今ではプライベートでもよく会うので、役作りする必要がないぐらい、“山谷コンビ”の関係性は意識しなくても出てくるのでは」と自信を見せる。

その高橋も「浩介くんとは、何十年以上もの長い付き合いです。“最強コンビ”の役作りに不安は全くなく、今から楽しみで仕方ありません。台本を読んでいても、笑えるポイントが随所にあって、その点も楽しみですね。ほぼ男ばかりの作品ですが、男ばかりだからこその魅力を、多くの皆さんに楽しんでいただけるとうれしいです」と語っている。

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