サイバー犯罪の被害防止策を共有 沖縄県警が金融機関が情報連絡会議

 沖縄県警サイバー犯罪対策課は15日、サイバー犯罪の被害防止や、サイバー空間における安全の確保を推進する目的で、2022年度サイバー犯罪防犯情報連絡会議を開いた=写真。琉球銀行や沖縄銀行など、県内の7金融機関から計11人の代表者が参加した。

 同会議は2014年、県警と県内7金融機関が締結した「サイバー犯罪未然防止および共同対処に関する協定」に基づき実施されており、今回で8回目。

 会議では、現在のサイバー犯罪情勢の説明や、10月に発生した那覇市立図書館へのランサムウエア攻撃の事例を踏まえ、被害防止策などが共有された。

(金城大樹)

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