松本怜生、さとうほなみが「クロサギ」第6話に出演

松本怜生とさとうほなみが、King & Prince・平野紫耀が主演を務めるTBS系連続ドラマ「クロサギ」(金曜午後10:00)の11月25日放送・第6話にゲスト出演する。

「クロサギ」は、詐欺によって家族を失った主人公が“詐欺師をだます詐欺師”=クロサギとなって、本当の敵を探し出し打倒していく物語で、原作は黒丸氏と夏原武氏による漫画「クロサギ」シリーズ。今作では、13年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“「クロサギ」完全版”として新たにドラマ化。22年の現代を舞台に、今の日本でリアルに起こっている詐欺に、クロサギとなった主人公・黒崎高志郎(平野)が食らいつく。そして、ヒロイン・吉川氷柱を黒島結菜、詐欺界のフィクサー・桂木敏夫を三浦友和が演じている。

松本が演じるのは、氷柱と同じ大学に通う同級生の能登。軽い気持ちで手を出したアルバイトで詐欺に遭ってしまい、氷柱に相談する。悪いと分かっていながらもアルバイトに応募してしまった能登は、結果、金をだまし取られてしまったという。切羽詰まった状況に、氷柱は助教・鷹宮輝(時任勇気)に相談するのだが…。

松本は、ABEMAで配信された恋愛リアリティショー「彼とオオカミちゃんには騙されない」(2022年)に出演し、一躍注目された新人俳優。21年にデビューして以来、わずか1年たらずで「クロサギ」を含め6本のドラマに出演している。今作で初共演となる黒島と、どのような掛け合いのシーンを見せるのか注目だ。

一方、さとうが演じるのは、詐欺被害に遭った弱者救済のため、「被害者の会」を立ち上げた弁護士・熊谷真紀子。氷柱が、黒崎に頼らず法の力で詐欺被害を解決しようとする中、この「被害者の会」の存在を知り調査に乗り出す。「司法制度に失望してほしくない」と訴える熊谷に共感する氷柱。しかし、黒崎が引っかき回すことで、氷柱や熊谷に思わぬ事態を招く。

ほな・いこか名義で、バンド・ゲスの極み乙女のドラマーとしても活躍中のさとう。近年は、女優としても積極的に活動をしているさとうが、弱者を救済する弁護士をどう演じるのか。黒崎と氷柱、熊谷の3人が初めて遭遇する衝撃的シーンも見どころだ。

第6話では、上海から帰国した黒崎が、氷柱と愛猫のクロと久々に再会。無事に帰ってきた黒崎の姿を見て安堵する氷柱だが、黒崎は御木本が最後に残した「お前の敵は俺で終わりじゃない」という言葉がずっと心に引っ掛かっていた。また、黒崎と同じく御木本の死に直面した刑事・神志名将(井之脇海)も、黒崎に対して何もできなかった後悔が募っていた。

黒崎はやり場のない気持ちを抱えながら、御木本から手に入れた金を渡しに、桂木のもとへ行くが、そこでスーツ姿の見知らぬ男が桂木が営む甘味処「かつら」に入っていくのを目撃する――。

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