県事業承継・引継ぎ支援事業 吉野町と奈良市の会社が事業承継「成約」

 経営者が事業を辞める際に会社を別の経営者に譲り渡すなどする事業承継。吉野町と奈良市の会社間でこのほど事業の引継ぎが成立し、報告のセレモニーが開かれました。

 事業の承継を受けたのは、本社が奈良市にあり、料理・弁当の宅配や婚活などの事業を展開するミライトリンクです。ミライトリンクは、「四季の味なかたに」という仕出し店など、吉野町内で80年にわたり営業してきた上市魚市場の株式を取得し、自社が手がける仕出し店「甚八」の吉野店として、2023年1月の再オープンを目指します。上市魚市場から相談を受けて今回の事案を手がけた県事業承継・引継ぎ支援センターによりますと、中小・零細企業では、経営者の高齢化に伴う後継者不足が深刻で、コロナ禍で、個人事業主の廃業が増えているといいます。今回は、お互いの業態が似ていることなどが事業承継の決め手になったということです。ミライトリンクは新しい店で地方の結婚問題に取り組む婚活部門を併設するほか、将来的には、ネットスーパーのような仕組みを取り入れて買い物の不便さを解消し、地元に貢献したいとしています。

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