ブラジル代表、“じつは珍しい”ドット柄アウェイ!いま推したい「懐かしユニフォーム」

ちょっと懐かしのユニフォームを軽くご紹介する「Qoly × LFB Vintage」ブログのQoly版。

今回は、いよいよカタールW杯の初戦を迎えるブラジル代表が2010南アフリカW杯で着用した“レアユニ”をお届けします。

ブラジル代表 2010 Nike アウェイ半袖

2010年の南アフリカW杯に向けて投入したアウェイユニフォーム。全面に配する黄色のドットがユニークで可愛いと評判のデザインでした。

このW杯モデルは2010年2月にホームとアウェイの両キットを同時にリリース。ホームは3月2日のアイルランド戦、アウェイは6月2日のジンバブエ戦と、ふたつの親善試合でそれぞれデビュー。

南アフリカW杯はほとんどの試合をホームキットで戦いましたが、準々決勝のオランダ戦のみこの青いキットを着用しています。

そのオランダ戦でのスタメンは、カカ、ロビーニョ、ダニ・アウヴェス、ルイス・ファビアーノ、ルッシオ、マイコン、フェリペ・メロなど。

結果としてブラジルはこの試合でオランダに敗れ、大会を後にすることに。アウェイキット唯一の着用が負け試合ということで、少々残念な印象のユニフォームかもしれません。

ところがこのドット柄アウェイ、実はある意味で「レアユニ」だったりします。

ブラジルは2011年6月の親善試合から、早々と新ユニフォーム(コパ・アメリカ2011モデル)の着用を開始。そのためこの2010W杯モデルは同年3月までの約1年間しか使っていません。

その短い使用期間で青のアウェイを着たのは、お披露目となったジンバブエ戦とW杯オランダ戦のみ。なんとたったの2試合しか使われていユニでした。そもそもブラジルはアウェイユニを着る機会が少ないチームとはいえ、2試合は少なすぎに感じます。

これがW杯南米予選モデルであれば、コロンビアやエクアドルといった黄色いチームとも対戦しますので着用回数が増えますが、親善試合が中心では着る機会が少ないのも当然かもしれません。

2試合しか使っていないとなると、かなり限られた選手しかこのユニに袖を通していないはず。どうりでこのキットの選手着用写真が少ないワケです。

ドット柄を採用した理由は不明ですが、基本的に細かな装飾を施さないブラジルのユニでは異色のデザイン。2010アウェイはいろんな意味でレアなユニフォームと言えるかもしれません。

そんな“かわいくて珍しい”ブラジルのユニフォームが「Qoly × LFB Vintage」で入手可能です。

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