台風被害や物価高対策を柱に33億5900万円の補正予算案提出 会期中に田辺市長の市長選態度表明もー静岡市議会定例会開会

静岡市議会11月定例会が11月24日に開会し、台風15号の被災者支援などを盛り込んだ予算案が提出されました。会期中には、田辺信宏市長が次の市長選への態度を表明する見通しです。

24日に始まった静岡市議会の11月定例会では、台風15号被害の対応や物価高対策を柱とする約33億5900万円の補正予算案など、21の議案が提出されました。

補正予算案のうち、台風15号関連は12億7900万円で、被災者支援に7億2300万円、公共施設の復旧に5億5000万円が盛り込まれました。原油と物価の高騰対策には、静岡市内に1252ある公共施設の光熱費の増額分など、28億5200万円が計上されています。

また、24日の本会議からペーパーレス化の取り組みが始められ、市議たちは貸与されたタブレット端末を使って議事日程などの資料に目を通していました。

この11月定例会では、12月2日に田辺信宏市長が自民会派の代表質問に答える形で、次の静岡市長選への態度を表明する見通しです。

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