相鉄、ゆめが丘駅前に大規模施設 24年開業へ起工式 スーパーなど140テナント

大規模集客施設の起工式で盛り砂にくわを入れる森村社長=横浜市泉区

 相鉄アーバンクリエイツ(横浜市西区)と相鉄ビルマネジメント(同)は24日、同市泉区の相鉄いずみ野線ゆめが丘駅前で、大規模集客施設の起工式を開いた。約24ヘクタールに及ぶ泉ゆめが丘地区土地区画整理事業の一環として、2社が開発と運営を担当。来月1日に着工し、2024年夏の開業を目指す。

 式には関係者約40人が参加し、工事の安全を祈願した。新施設は3階建てで、延べ床面積約9万6800平方メートル。同駅の東側一帯に立地し、市営地下鉄ブルーライン下飯田駅にも近接している。環状4号線沿いのため、駐車場も充実させる。施設名称は未定。

 床面積の4割強は店舗エリアで構成し、スーパーなど約140のテナントが入る。近隣に農家が多い特性を生かし、地場産品を販売するマルシェや食育関連のイベントなどを想定。発生した生ごみを肥料化し、地元農家に還元するサイクルづくりにも取り組む。

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