蒲島知事「熊本は第8波の入り口」 新型コロナ、早めのワクチン接種呼びかけ

新型コロナの県内の感染状況について「第8波の入り口」との認識を示した蒲島郁夫知事=24日、熊本県庁

 熊本県の蒲島郁夫知事は24日の定例記者会見で、県内の新型コロナウイルスの感染状況について「第8波の入り口にあると考えられる」との認識を示した。早期のワクチン接種や定期的な換気といった感染防止対策の徹底を県民に呼びかけた。

 県は9月16日に流行「第7波」がピークアウトしたと判断し、県内の感染者数は下落傾向にあった。だが10月中旬から再び増加に転じ、11月15日には1243人を確認し、約2カ月ぶりに千人を超えた。県内の最大確保病床使用率も3割近くに上昇している。

 蒲島知事は「昨年の冬は人の移動や交流が増える年末年始を境に感染が急拡大したので、特に注意が必要だ」と警戒感を強めた。

 県によると、県内のオミクロン株対応のワクチン接種率は23日時点で12・6%にとどまる。益城町のグランメッセ熊本に開設中の県民広域接種センターも予約に空きがあり、蒲島知事は「オミクロン株対応ワクチンは従来株のワクチンを上回る効果が期待される。希望者は早めに接種してほしい」と促した。

 知事自身は65歳以上の高齢者として5回目のワクチン接種を、26日にセンターで受けるという。(内田裕之)

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