コロナ融資 焦げ付き8億円 物価高、増加恐れ 県信用保証協

 県内事業者向けの新型コロナウイルス関連融資で、県信用保証協会が保証を承諾した融資のうち、借り入れを肩代わりする「代位弁済」が8億1300万円分発生していることが24日、同保証協会のまとめで分かった。返済の焦げ付きに当たるもので、件数は計72件。また、日本政策金融公庫が県内事業者へ実施したコロナ関連融資の総額が1189億円に上り、同保証協会の承諾分と合計で3千億円以上となることも判明。融資額が膨らむ中、燃料高騰や物価高など状況は依然として厳しく、焦げ付きの増加が懸念されている。

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