見た目だけじゃない!「食品の詰め替え」を片づけのプロが推奨するもう一つの理由

おはようございます!整理収納アドバイザーのサチです。

突然ですが、食品をシンプルな容器に詰め替えている方、いらっしゃいますかー?
整理収納の世界でもよく見る食品の詰め替えは、シンプルな容器に詰め替えることで見た目をすっきりさせ、“映え収納”の代表格としてよく取り上げられているものの一つです。

でも、衛星管理や詰め替えそのものの面倒くささから、ちょっとした批判の対象になることもあります。

そこで今回は、食品の詰め替えに秘められたもう一つの大切な役割について語りますので、どうぞ最後までご覧ください。

見た目だけじゃない!「食品詰め替え」の意味

【1】見た目のシンプル化

食品のパッケージは目立つよう、目をひくようなデザインになっていることが多いですよね。

派手なデザインがインテリアの邪魔にならないよう、シンプルな容器に詰め替える例も多いです。どこまでシンプルに見せたいかは個人の好みなので、できる範囲で詰め替えて気分よく過ごせるのなら、それも正解の一つですね。

【2】食材の出し入れをしやすくする

出し入れのしやすさを優先させたい !というのも、食品詰め替えの基準の一つです。

例えば、わが家で流行中のオートミール。もともとのパッケージだと中身の出し入れが面倒なので、出し入れしやすい容器に詰め替えています。

よく使う食材は、出し入れの煩わしさを一掃できるのも詰め替えの強みの一つでもあります。

【3】収納スペース固定化

そして、私が片づけのプロとして食品詰め替えを推したい一番の基準は、収納スペースの固定化です。

わが家は冷蔵庫に、常に卓上海苔を常備しています。
特に贔屓にしている海苔はなく、毎回そのときの特売品を購入しているのですが、メーカーによって容器のサイズは様々。

冷蔵庫のドアポケットに入るものもあれば、画像のように、入らないものもあります。
このような状態になると、収納できる場所を探すところから始めなければならなく、冷蔵庫の前で頭を抱えてしまうんですよね…。

そこで、収納スペース探しをなくすべく、卓上海苔はこのケースに詰め替えることにしました!
これならどのメーカーの海苔を購入しても、収納スペースは不動のまま。冷蔵庫の前で固まることはありません。

卓上海苔のサイズを詰め替え容器で固定化したことにより、収納スペースもここが定位置になりました。

わが家では、卓上海苔の他にも、いりごまや乾燥わかめ、あおさ、乾燥ガーリックなどを詰め替えて、収納スぺースを固定化しています。
一度固定化したあとは、買い物後の収納に悩むこともなくなりますよ。

まとめ

食品詰め替えは、やりすぎると容器を洗う手間や詰め替えそのものの手間に追われ、余計に家事が増えることも。
でも、自分の性格や常備しておきたい食材を考慮して、上手に詰め替えていけば、確実に家事をラクにしてくれる側面もあります。

これから食品の詰め替えをしてみたい方、今の詰め替えに満足していない方、今回の内容を参考に、できる範囲でチャレンジしてみてくださいね!

☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!

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